登場人物

朝霧(あさぎり)

人間を助ける異形のはずが、悪戯好きが行き過ぎて人間を困らせていた問題児。業を煮やした大天狗に、性根を鍛え直してこいと命じられ、修行のため花の宴に預けられた。

女の子や猫など、可愛い物が好き。
花の宴では、賑やか担当が騒いでいるのを、巻き込まれない程度に見て楽しんでいる。物事の渦中にいるより、一歩引いて眺めているほうが性に合っているようだ。 こっそり悪戯をして、戸惑う人間を陰から見て面白がっていた頃からの癖だろう。

花の宴で仲間や人間と関わりながら成長したのが大天狗に認められ、山に戻れることになったため、現在は花の宴にいない。

狗賓(ぐひん)

狼の姿をした天狗の一種で、日本各地の山奥にある大杉に住む、森神のような存在。人々に森の恵みをもたらす役割をもち、人間に害を与えることは滅多にないが、夜に火の玉を灯して人間を驚かすこともあるらしい。

よく一緒に遊びに行ってるよっ! ……ずっと前に、一度会ってるんだけど、朝霧はきっと覚えてないだろーなー。覚えてたらそれはそれで恥ずかしいけど! 

朝霧様、天狗のうちわを使って女性の着物の裾をめくろうとなさるのは、よろしくないと思いますよ。