登場人物

游(ゆう)

通り掛かった船を襲い、人間を喰って暮らしていた海の異形。船旅の途中だった主人を喰おうとした折、怯む事なく自分に語りかける姿に興味を持ち、彼の店である花の宴で働き始めた。

何事にもとらわれず、自分の思うがままに生きているため、見る者には浮世離れした印象を与える。
風流を好む性格で、書を読んだり花を愛でたりと、陸上での生活を楽しんでいるようだ。

普段は優しく物腰柔らかだが、身の内には獣のように研ぎ澄まされた強い気を隠し持っているという。

磯撫で(いそなで)

鮫に似た巨大な魚の異形。尾びれには無数の棘がおろしがねのように生えており、通りかかった船を襲うという。
船が通ると音もなくそっと近付き、船上の人間を尾びれの棘で引っかけて、海中に引きずり落として食べてしまう。
波を立てず水面を撫でる様に泳ぐ事が名の由来と言われる。

夏場の昼寝には、丁度良い水枕替わりだ。海の異形様様、だな。時折先客が一番冷えた膝を占領しているのが腹立たしい。

読む本とか、作るものとか、色々と趣味が近いから気が合うんだー。書棚にある「お菓子隠し箱」を一緒に使ってて、お互いにおすすめのお菓子を入れあったりするよ。