朱之介 しゅうのすけ/Shu-nosuke

留守の多い主人に代わって、花の宴の総合管理を任されている古参の鬼。「花の宴に来る前はどこで何をしていたか」を誰も気にしないほど昔からいる。

店を任されているはずだが、極度の面倒くさがり屋のため、あまりやる気が感じられない。特に花の宴に異形が増えてからは、店の管理も彼らに丸投げして居眠りしていることも……。とはいえ、必要な仕事はきちんと処理し、やるべき事はやっているようだ。

鬼らしく酒が好きだが、実は嫌いな食べ物が多い。特に生のにんじんが大嫌いで、厨房の手伝いに駆り出された日には、ものすごい形相で包丁を握る姿が見られる。

おに/Oni

頭に角を生やし、人を食糧にする恐ろしい異形。鬼とは人間にとって「恐ろしいもの」、「強いもの」、「怖いもの」、「人にあらざるもの」、「悪いもの」等の総称で、それらが具現化したものと言われている。