異形集めのため全国を巡っていた主人が、旅の途中で偶然に出会った大蜘蛛。主人の理念と人柄に魅かれ、ぜひ店で働かせて欲しいと志願して花の宴にやってきた。
素直で人懐っこい頑張り屋。おしゃべり好きで元気いっぱいの、まさに愛すべきお馬鹿さん。感受性豊かで涙もろく、感動や嬉しさで泣いてしまうこともしょっちゅうある。
そのことで他の従業員たちによくからかわれ、可愛がられている。
現在は、昔住んでいた巣に帰ったため、花の宴にはいない。だが、時々眷族の蜘蛛が届けてくる手紙によると、それなりに元気でやっているらしい。
|